2020年11月8日 (日) 17:00 ~ 17:30 に所さんお届けモノです!が放送されます。
Yahooテレビ番組表には、
今回番組が目を付けた京都市の隣町は、京都府向日市。住民の皆さんに町の見どころをきいてもイマイチ自信がなさげです。しかし…なんとあの明治神宮のモデルになったともいわれる神社は、紅葉や桜の時期の絶景が素晴らしいのに人はガラガラ・・・!?そしてあの有名な嵐山の竹林よりもすごいかもしれない竹林も・・・?★さらに、なんと激辛グルメの町でもあるそう!本当にすごいんです。そんな秘めた魅力にあふれた京都の隣町からは一体どんなお届けものが届くのでしょうか?所さんも凄い!と叫んだ超穴場の隣町の魅力をたっぷりごらんください。
出典:Yahooテレビ番組表
今回はこの明治神宮のモデルになったともいわれる神社について、調べてみました。
その神社とは「向日神社」
11月下旬~、燃えるようなと表現される紅葉が見られます。
紅葉が素晴らしいのに人はガラガラなのだそう。
七五三の時期にはお参りする人がいるようなので、地元の人しか来ないということなのでしょうか。
旧西国街道に面して入口の鳥居があります
丘の上にある神社へと続く参道。
2018年には、鎮座1300年祭が催行されました。はっきりした年代がわかるのが718年ということですがで、実際の創建はさらに遡るようです
この参道は車で通ってもいいようです。
出典:MKタクシー
「向日神社」の場所はこちらです。
京都府向日市向日町北山65
アクセスは次の通りです。
◆阪急京都線「西向日」駅下車、徒歩10分◆JR京都線「向日町」駅からタクシーで6分◆阪急京都線「東向日」駅からタクシーで5分
「向日神社」はとても由緒のある神社
由緒
元々は、同じ向日山に鎮座する「向神社」(上ノ社)「火雷神社」(下ノ社)という別の神社だった。いずれも延喜式神名帳に現れる古社で、「火雷神社」については名神大社「乙訓坐火雷神社(乙訓神社)」の論社である(他の論社は長岡京市の角宮神社)。
向神社は御歳神(向日神)が向日山にとどまり、稲作を奨励したことに始まるという。また火雷神社は神武天皇が大和国橿原から山城国へ遷った際、当地に火雷神を祀ったことに始まると伝える。
火雷神社は養老2年(718年)の社殿新築にあたり玉依姫命と神武天皇を合祀したが、中世に至ると衰微、建治元年(1275年)には向神社が併祭することとなり、向日神社と社名を改めて今日に至っている。
境内
- 京都府道67号西京高槻線(アストロ通り)から、長い石畳の参道に入る。参道は桜・ツツジ・カエデ等の並木が連なる緩やかな登り坂で情緒がある。時折自動車も走るので注意が必要。長い石畳の参道脇に桜が咲く
- 境内に入ると、舞楽殿が控える。拝殿・本殿はその奥にある。拝殿、舞楽殿は寛永2年(1625年)の建立であるが舞楽殿は平成14年(2002年)に火災により焼失、平成15年(2003年)に再建された。
- 本殿は応永25年(1418年)建立。室町時代の流造を代表するものとして、国の重要文化財に指定されている。また明治神宮本殿は、当社本殿を1.5倍のスケールにした設計である。
出典:wikipedia
古建築の本殿であることから、東京にある明治神宮の本殿のモデルになったそうです。
「明治神宮の本殿」=「向日神社の本殿」×1.5ということです。
初詣で明治神宮に行ったら、思い出してみてくださいね。
春にはこの長い参道に桜が咲きます。
紅葉もきれいですが、長い参道沿いに桜が咲く様子が格別ですね。
京都府向日市はとても歴史ある地域だった
平安京前に都であった長岡京。
その中心である「長岡宮」は実は長岡京市ではなく、向日市に存在していた。今から1200年以上前、延暦3年(784年)に日本の首都が、奈良の平城京から向日市・乙訓の地に遷されました。その後、平安京へ遷されるまでわずか10年の間でしたが、桓武天皇を中心とした都の姿がありました。
都の名前は長岡京 中心は長岡宮(ながおかきゅう)
向日神社のある場所は京都・嵐山から続く丘陵地の先端。長く続く岡の東にひろがる向日市付近は、古くから「乙訓郡長岡村」と呼ばれていました。
長岡村におかれた都だから長岡京。とくに向日市には、大極殿や朝堂院、内裏など国の重要な諸施設が立ち並ぶ、長岡宮と呼ばれる区画がありました。出典:向日市HP
向日市は、全国に数百ある市のなかで3番目に小さい市です。
しかし史跡や古墳などもあります。
西国街道が通り、「竹の径」という竹林の中に「寺戸大塚古墳」という古墳時代前期(4世紀前半)の前方後円墳があります。
歴史好きにはたまらない地域なのでしょうね。
2020年の紅葉時期を予想
- 見ごろ時期
- 例年:11月下旬~12月上旬
- 今年:11月下旬~12月上旬
- 紅葉の種類
- サクラ、モミジ
- 特徴
- 国指定の重要文化財「向日神社本殿」へと通じる参道は、色とりどりの紅葉で美しく彩られます。
- 紅葉の夜間ライトアップは行っていないので、昼間に行ってみてください。
まとめ
2020年11月8日 (日) 17:00 ~ 17:30 に所さんお届けモノです!が放送されます。
この中であの明治神宮のモデルになったともいわれる神社は、紅葉や桜の時期の絶景が素晴らしいのに人はガラガラ・・・!?
について調べてみました。
その神社は「向日神社」というとても由緒のある神社だということがわかりました。
本殿は応永25年(1418年)建立され室町時代の流造を代表するものとして、国の重要文化財に指定されている。
このことから明治神宮本殿は、向日神社の本殿を1.5倍のスケールにした設計になったと言われています。
長い参道沿いに紅葉が美しいです。
11月下旬から12月初旬が見頃です。
春には参道沿いに桜が咲きます。
また向日市は平安京の前の長岡京の主要な施設があった場所で史跡がたくさんあることがわかりました。
私は阪急京都線に乗って学校に通っていたのですが、向日神社のことも長岡京のことも何も知らずに向日市を特急でビューンと通り過ぎていました。
紅葉と歴史が好きなら一度行ってみる価値があるのではないでしょうか。